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 「フッ素の過剰摂取」による危険性と
「フッ素塗布」の安全性を解説

「フッ素」と聞いてまず頭に思い浮かぶのは「歯を強くする」という点ですよね。市販の歯磨き粉のほとんどにはフッ素が含まれていますし、もはや虫歯予防の代名詞のような物質といえます。そんなフッ素を過剰摂取すると、体に悪影響が及ぶことがあり、歯科医院で受けるフッ素塗布の安全性についても心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

フッ素は食品にも含まれる成分

始めに、「フッ素」というのは自然界にも存在し、私たちが普段口にしている食べ物にも含まれています。ですから、フッ素自体に強い毒性があるわけではありません。他の栄養素や薬剤などと同じように、過剰に摂取することで健康被害が及ぶものといえます。

フッ素の過剰摂取による副作用

フッ素を過剰に摂取した場合、いくつかの副作用が現れることがありますが、大きく急性中毒と慢性中毒に分けることができます。急性中毒では、下痢や嘔吐、悪心など主な症状となります。慢性中毒では「歯のフッ素症」という特徴的な症状が現れます。これは、歯の石灰化が途上にある時期に、高濃度のフッ素の継続的な摂取によって生じる症状です。具体的には、エナメル質の形成障害が起こり、歯の色や形に異常が認められるようになります。

フッ素入り歯磨き粉やフッ素塗布は大丈夫?

ここで皆さんが心配されるのが毎日使用している「フッ素入り歯磨き粉」や歯科医院で受ける高濃度のフッ素塗布ですよね。これらがもし健康被害に関係するのであれば、大きな問題となります。けれども実際のところ、これらの商品や歯科処置がフッ素の急性中毒や慢性中毒を引き起こすことはまずありません。なぜなら、フッ素入りの歯磨き粉もフッ素塗布も歯面にフッ素を作用させているに過ぎないからです。

「摂取」と「塗布」の違いを理解する

フッ素によって中毒症状が現れるのは、あくまでフッ素を体内に摂り込んだ場合です。具体的には、フッ素が豊富に含まれる飲み物や食べ物を大量に摂取した場合ですね。一方、フッ素入りの歯磨き粉は、歯を磨いたあとに口腔外へと吐き出します。また、歯のフッ素塗布もあくまで歯の表面にフッ素入りのジェルを作用させるだけですので、基本的に中毒を起こすことはないのです。

まとめ

このように、フッ素の過剰摂取によって中毒症状が現れることがありますが、フッ素を体内に取り込まないフッ素入り歯磨き粉やフッ素塗布は安全といえます。正しいオーラルケアを実施する上では、その違いについてしっかり理解しておくことが大切です。