80歳でも20本残す人がやっている!歯を長持ちさせる生活習慣5選

目次
1. 歯みがきは「当たり前」ではなく「丁寧に」
歯みがきは毎日のルーティンですが、ただ磨くだけでは不十分です。磨き残しがあれば虫歯や歯周病が進行し、歯を失う原因になってしまいます。
● 毛先が開いた歯ブラシはすぐ交換
● 歯ぐきと歯の境目を意識して軽い力で磨く
● フロスや歯間ブラシを活用して歯と歯の間も清掃
磨き方を見直すだけで、歯の健康寿命は大きく変わります。
2. 痛みがなくても歯科医院へ!定期検診の習慣化
歯の病気は症状に気づきにくいことが多く、進行してからでは治療も大がかりになります。そこで重要なのが、トラブルが起こる前にチェックする「定期検診」です。
● むし歯・歯周病の早期発見
● 歯石や汚れをプロが徹底除去
● 自宅ケアの改善ポイントをアドバイス
目安は年に3〜4回。継続することで、歯の寿命を確実に延ばすことができます。

3. 「噛む力」を意識して食事をしよう
しっかり噛むことは、単に食べ物を細かくするだけではありません。唾液の分泌を促し、むし歯や歯周病のリスクを抑える働きもあるのです。
● 一口ごとに30回噛む習慣をつける
● 噛みごたえのある野菜や食材を積極的に食べる
● 片側だけで噛む癖を防ぎ、両側バランスよく使う
「噛む力」を育てることが、結果的に歯の健康を守る秘訣となります。
4. 歯にやさしい食生活を選ぶ
何を食べるか、どのように食べるかによっても、歯の状態は大きく左右されます。糖分や酸性の強い食品ばかりだと、歯の表面を傷つけ、虫歯のリスクを高めてしまいます。
● 食後は間を空けずに口腔ケアを心がける
● チーズやヨーグルトでカルシウムを摂取
● 野菜や果物からビタミンを取り入れ、歯ぐきも元気に
バランスの良い食事と適度な間食制限が、健康な歯を育みます。
5. 歯に悪影響を与える習慣を見直そう
生活習慣の中には、知らず知らずのうちに歯にダメージを与えているものもあります。これらを早めに見直すことが、歯を長持ちさせる大きなポイントです。
● 喫煙:歯ぐきの血流悪化で歯周病リスク上昇
● 歯ぎしりや食いしばり:歯が割れたり削れたりする原因に
● 口呼吸:口腔内が乾燥し、細菌の繁殖が進む
悪習慣に心当たりがある方は、専門家に相談して対策を始めましょう。
まとめ:歯を守る秘訣は毎日の小さな積み重ね
歯を失う最大の原因は「年齢」ではなく、「日々のケア不足や生活習慣」です。80歳で20本の歯を守るためには、特別なことではなく、日々の積み重ねが何より大切です。
・ 正しいブラッシングと歯間清掃
・ 定期的なプロによるメンテナンス
・ よく噛んで食べる食習慣
・ 歯にやさしい食事と悪習慣の改善
将来後悔しないために、今日から一歩ずつ、歯を守る生活を始めてみましょう。
医療法人隆歩会 あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂
院長 大毛 翔吾