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京田辺市・精華町の子どもに舌のトレーニングは必要?「舌がうまく使えているか」を歯医者が解説

こんにちは。京田辺市花住坂のあゆみ歯科クリニック京田辺の院長、大毛です。本日は、「京田辺市・精華町の子どもに舌のトレーニングは必要?「舌がうまく使えているか」を歯医者が解説」について、皆様にわかりやすくご説明いたします。

「子どもの舌のトレーニング」という言葉を聞くと、「歯並びを良くするために必要なの?」「家で何か練習したほうがいい?」と疑問に思われる方もいるでしょう。実は、舌は食べ物を食べる、飲み込む、発音する、呼吸するなど、毎日の生活の中でさまざまな役割を担っています。

そのため、舌のトレーニングは、単に舌の筋肉を鍛えることだけが目的ではありません。大切なのは、お子さまが舌や唇などのお口周りをどのように使っているのかを知り、必要に応じて使い方を整えていくことです。

では、どのようなお子さまに舌のトレーニングが必要なのでしょうか。今回は、保護者の方が知っておきたい「舌の使い方」に注目して解説します。

子どもの舌は何をしている?実は「食べる・話す」だけではありません

子どもが舌を出しているようす

舌は、食事や会話のときだけ働いているわけではありません。何もしていないときにも、お口の中で一定の位置を保っています。また、食べ物を口の中でまとめたり、飲み込んだりするときにも舌が重要な役割を果たします。さらに、発音するときには舌の位置や動きによって、さまざまな音を作ります。

このように考えると、舌は「食べ物を動かすための筋肉」だけではなく、お口の機能全体に関わる器官だと分かります。口腔筋機能療法、いわゆるMFTでも、舌だけではなく、唇や頬などを含めたお口周りの筋肉の使い方を整えることが重視されています。

特に意識したいのが、リラックスしているときの舌の位置です。一般的には、舌の先が上の前歯のすぐ後ろ付近にある「スポット」と呼ばれる位置にあり、舌全体が上あご側に収まっている状態が基本とされています。ただし、お子さまのお口の状態や成長には個人差があるため、「この位置なら必ず正常」と単純に判断するものではありません。

また、普段から口が開いている、飲み込むときに舌が前に出る、発音するときに舌がうまく動かせないなどの様子がある場合には、舌や唇の使い方だけでなく、鼻呼吸ができているか、歯並びやかみ合わせに問題がないかなども確認する必要があります。

つまり、舌のトレーニングを考えるときには、「舌を強くする」ことだけを見るのではなく、「お子さまが舌をどのように使っているのか」を知ることが最初の一歩になります。

「口がポカン」「飲み込み方が気になる」は舌の使い方を確認するサイン

歯科受診中の子ども

お子さまの普段の様子を見ていて、「いつも口が開いている」「食事中に舌が前に出ているように見える」「飲み込むときに口元に力が入っている」と感じたことはありませんか。

こうした様子があるからといって、必ず舌に問題があるとは限りません。しかし、お口の機能を確認するきっかけにはなります。

例えば、口が開いている状態が続いている場合には、舌の位置だけではなく、鼻づまりなどによって鼻呼吸がしにくくなっていないかを確認することも重要です。口呼吸には、鼻の病気など別の原因が関係していることもあるため、「舌を鍛えれば口呼吸が治る」と決めつけることはできません。

また、飲み込みの際に舌が前に出る癖や、舌が歯に触れる状態が続いている場合には、舌の使い方と歯並びやかみ合わせとの関係を確認することがあります。MFTでは、安静時だけでなく、咀嚼、嚥下、発音などの場面における舌や唇の使い方を整えることを目的としています。

ここで大切なのは、保護者の方が一つの症状だけを見て判断しないことです。「口が開いているから舌が悪い」「歯並びが悪いから舌のトレーニングが必要」というように、一つの原因に決めつけることはできません。

お子さまのお口は、歯、舌、唇、頬、あご、呼吸などが互いに関係しています。そのため、気になる様子がある場合には、普段の食べ方や話し方、口の閉じ方なども含めて総合的に見ることが大切です。

舌のトレーニングは「みんな必要」ではない?大切なのはお子さまに合った方法

集中している子ども

「子どものうちから舌のトレーニングをしたほうがいい」と聞くと、すべてのお子さまが始めたほうがよいように感じるかもしれません。しかし、舌のトレーニングは、すべてのお子さまに同じように必要というわけではありません。

MFTは、舌や唇、頬などのお口周りの機能を整えるための方法であり、必要な内容はお子さまのお口の状態によって異なります。舌の位置だけでなく、飲み込み方、口唇の閉じ方、呼吸、発音、歯並びなどを確認したうえで、必要なトレーニングを考えることが重要です。

例えば、舌を上あごに置く練習が必要なケースもあれば、唇を自然に閉じることを意識するケース、飲み込むときの舌の動きを確認するケースなどがあります。大切なのは、インターネットで見つけたトレーニングをすべて取り入れることではありません。

特に小さなお子さまの場合、「正しい形にしよう」と頑張りすぎることで、かえってお口に力が入りすぎてしまうこともあります。トレーニングは回数をこなせばよいというものではなく、お子さまが正しい動きを理解し、日常生活の中で自然に使えるようになることが大切です。

また、口呼吸がある場合には、その背景に鼻づまりなどがないか確認する必要があります。鼻の通りに問題がある場合、舌のトレーニングだけを続けても十分な改善につながらない可能性があります。必要に応じて耳鼻咽喉科などと連携しながら原因を確認することも大切です。

だからこそ、「舌トレーニングを始めるべきか」より先に、「今のお子さまの舌やお口がどのように動いているのか」を確認することをおすすめします。

家庭でできることは「舌を鍛える」より、まず普段のお口の様子を見ること

子どもの歯並び

舌のトレーニングについて相談される保護者の方の中には、「家で毎日何をすればいいですか?」と考える方もいるでしょう。もちろん、歯科医院で指導されたトレーニングを家庭で継続することは大切ですが、その前に日常のお子さまの様子を観察してみることも重要です。

例えば、テレビを見ているときや遊んでいるときに口が開いていないか、食事のときにしっかり噛んでいるか、飲み込むときに舌や唇に特徴的な動きがないか、話しているときに特定の音を発音しにくそうにしていないかなどです。

こうした様子は、歯科医院で相談するときの大切な情報になります。特に、歯並びだけを見て判断するのではなく、普段のお口の使い方を合わせて確認することで、お子さまに必要な対応を考えやすくなります。

あゆみ歯科クリニック京田辺でも、これまで舌の位置や歯並び、口呼吸など、お口の使い方に関する情報を発信してきました。舌の位置についても、スポットを意識することや、舌の動きを確認することについて解説しています。

ただし、家庭でできることには限りがあります。「口を閉じて」「舌を上にして」と声をかけ続けるだけでは、お子さま自身が正しい動きを理解できないこともあります。気になる様子が続く場合には、歯科医院で相談し、必要に応じてお口の状態を確認してもらうとよいでしょう。

舌のトレーニングは、特別なことを頑張らせるためのものではありません。お子さまが食べる、話す、飲み込むといった日常の動きをより自然に行えるよう、お口の使い方を見直す方法の一つとして考えることが大切です。

京田辺市・精華町で子どもの舌の使い方が気になったら歯科医院へ

あゆみ歯科クリニックの院長が歯科治療をしているところ2

子どもの舌のトレーニングは、「歯並びを良くするために全員が行うもの」ではありません。舌の位置や動き、唇の閉じ方、飲み込み方、呼吸などに気になる様子がある場合に、お子さまのお口の状態に合わせて必要性を考えていくことが大切です。

特に、「普段から口が開いている」「口呼吸が気になる」「飲み込むときに舌が前に出る」「発音が気になる」「歯並びが少しずつ変わってきた」などの様子がある場合は、一度お口全体を確認してみてもよいでしょう。

当院では、歯並びについても見た目だけではなく、かみ合わせや機能面を含めて考えることを大切にしています。小児と成人では、それぞれ異なる治療プランや期間が必要になるため、お子さまのお口の状態を確認したうえで、その方に合った方法を考えていくことを重視しています。

また、当院では「ずっときれいな笑顔で、ずっとおいしい食事をしていただく」という考えのもと、予防歯科や歯周病治療にも力を入れています。お子さまのお口についても、今ある問題だけを見るのではなく、成長に合わせて継続的に状態を確認していくことが大切だと考えています。

「舌のトレーニングをしたほうがいいのかな」と感じたとき、まずは無理に練習を始める必要はありません。お子さまの普段の様子を観察し、気になることを歯科医院で相談するところから始めてみましょう。

京田辺市や精華町で、お子さまの舌の位置やお口の使い方、歯並びについて気になることがありましたら、あゆみ歯科クリニック京田辺へご相談ください。お子さまの成長に合わせて、お口の健康を長く見守っていきます。

以上、京田辺市花住坂のあゆみ歯科クリニック京田辺の院長、大毛でした。