• 院長ブログ

虫歯

あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂の院長佐々木善彦です。

写真は最近行き始めたセミナーの写真です。(講義中やセミナー内容などの撮影はNG)

トータルで2年間に渡り開催されまして、毎月テーマの違う内容で、歯科について総合的に学ばせて頂くセミナーとなっております。

先月は虫歯について、カリオロジー、というテーマで約2時間の講義がありました。

虫歯は虫歯菌による感染が原因のため、よく歯医者で行われる虫歯を削って詰めるという治療というのは、あくまでも、痛みをとったり、見た目や機能を回復させたりするための対症療法にすぎません。

そういった治療ももちろん大切ではありますが、そもそもの感染リスクを下げるための予防や、その方がなぜ虫歯になったかを指導し口腔内の環境を改善していくことこそが本質の治療であると教わることができました。

日本の歯科治療は『drill fill bill(削る 埋める 儲ける)』と揶揄されることがありますが、改めて歯科医療の本質について考えさせられる講義内容となっておりました。

当院では、虫歯があればやみくもに削るのではなく、再石灰化を期待して、フッ素塗布やブラッシング指導で経過を見たり、治療をして終わりではなく、定期検診に通って頂き、新しい虫歯や再治療のリスクを軽減できるようにお手伝いさせて頂いたり、なるべく歯を残すために様々な取り組みを行っております。

検診だけの希望でも構いませんので、皆様のご来院をお待ちしております!